熱硬化性樹脂とは?Thermosetting resin

熱硬化性プラスチックは私たちの生活の中で広く使われています。

プラスチックは大きく分けて、下記の2つに分類されます。
熱硬化性プラスチック
熱可塑性プラスチック

熱硬化性樹脂は私たちの生活の中で広く使われています。

樹脂(プラスチック)は大きく分けて、『 熱硬化性樹脂 』と『 熱可塑性樹脂 』に分類されます。

熱硬化性樹脂は一度、熱と圧力によって形成されると形而変化を起こしません。

特に熱に強いのが特徴で、よく目にするものでは、自動車用灰皿です。自動車用灰皿も熱硬化性樹脂で作られており、高温のタバコの火を直接当てても溶けて変化することもありません。

ほかにも身近なところで、フライパンの取っ手、ツマミなどにも採用されています。熱が強く、形を変えないということで採用されています。

熱硬化性樹脂のメリットとして、工業規格では同じ温度であっても、熱可塑性樹脂はその温度を超えると軟化し、形を変えてしまいますが、熱硬化性樹脂の形は変化することはありません。

また、電気配線でよく見られるソケットなどもそうであり、実は電気特性にも優れ、配線火災防止にも一役担っています。

見た目にもわかりにくいのであまり意識することはありませんが、、要所で必ず欠かせないプラスチックのひとつです。