紛争鉱物対応Conflict minerals correspondence

紛争鉱物対応について

鉱物紛争の対応 争いのない社会へ

株式会社 東栄化成(以下、弊社という)は、人道的な観点から、武力紛争が継続しているコンゴ民主共和国および近隣諸国で産出されたことが明らかである錫、タンタル、タングステン、金などの原材料(以下、紛争鉱物という)の使用禁止を推進していきます。
また、このような紛争鉱物の使用が判明した場合、それらを含有する材料・部品の調達を速やかに停止いたします。


弊社は紛争鉱物に関する国際的な状況を理解し、積極的に調査をし、お取引先の監査等には全面協力態勢で取り組んでまいります。

紛争鉱物とは

コンゴ民主共和国の地図

コンゴ民主共和国及びその隣接国などの紛争地域において産出された鉱物は「紛争鉱物」と呼ばれ、それを購入することは現地の武装勢力の資金調達につながり、非常に大きな国際問題となっております。


1996年以来国内紛争が絶えないコンゴ民主共和国の武装集団の資金源を絶つ為、2010年7月に米国で「金融規制改革法」の第1502条が成立しました。
同条項によりコンゴ民主共和国及びその隣接国から産出される4鉱物(錫、タンタル、タングステン、金)について、該当地域から調達した鉱物の使用状況を報告することが義務づけられました。


長期化する紛争は、治安の悪化を招き、こども兵や女性への暴行が多発するなど様々な人権侵害や環境破壊を引き起こしています。


「紛争鉱物」の使用根絶は子供や女性の人権を守ることにもつながります。